妣(はは)たちの国 : 石牟礼道子詩歌文集
著者
書誌事項
妣(はは)たちの国 : 石牟礼道子詩歌文集
(講談社文芸文庫, [い-R1])
講談社, 2004.8
- タイトル別名
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妣たちの国
- タイトル読み
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ハハ タチ ノ クニ : イシムレ ミチコ シイカ ブンシュウ
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注記
年譜 -- 石牟礼道子(渡辺京二編): p241-249
著作目録 -- 石牟礼道子(天草季紅作成): p250-253
内容説明・目次
内容説明
不治疾のゆふやけ抱けば母たちの海ねむることなくしづけし—天草に生まれ不知火海に抱かれて生い立つ。実直な生活を歌う病弱な詩人は、近代の業苦と言うべき水俣の悲劇に遭い、声を奪われた人たち、動物植物等あらゆる生類、山河にざわめく祖霊と交感、怒りと祈りと幻想に満ちた「独創的な巫女文学」(鶴見和子)を結晶させる。六十年に亘る石牟礼道子の軌跡を、短歌・詩・随筆で辿る精選集。
目次
- 1 海と空のあいだに(抄)—短歌
- 2 あやとり祭文—随筆と俳句(簪;とある世前の秋のいま ほか)
- 3 命のほとりで—随筆(気配たちの賑わい;乙姫さんと三日月と ほか)
- 4 いまわの花—詩と随筆(死民たちの春;いまわの花 ほか)
- 5 死んだ妣たちが唄う歌—随筆(彼岸へ;「死」を想う ほか)
「BOOKデータベース」 より