書誌事項

アジア冷戦史

下斗米伸夫著

(中公新書, 1763)

中央公論新社, 2004.9

タイトル読み

アジア レイセンシ

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注記

アジア冷戦史略年表: p209-210

参考文献: p211-217

内容説明・目次

内容説明

アジアの近代は、国民国家の成立を待たずに帝国主義の支配に従い、次いでただちに社会主義の洗礼を受けた。このため、ヨーロッパでの東西対立のような国家関係が存在しなかった。こうした、この地域独得の多極的な力関係や歴史的背景を抜きにしてアジアの冷戦は語れない。本書は、ソ連崩壊前後に公開された機密文書、重い口を開いた証言などを綜合して、アジアでの冷戦の誕生から終焉までをたどるものである。

目次

  • 第1章 アジア冷戦の始まり
  • 第2章 中国革命と中ソ同盟(一九四九—六〇)
  • 第3章 北朝鮮—建国・戦争・自主
  • 第4章 ソ連とアジア、偽りの同盟(一九五四—六四)
  • 第5章 中ソ冷戦とアジア冷戦(一九六四—八四)
  • 第6章 ソ連の崩壊とアジア
  • 第7章 二一世紀のアジア

「BOOKデータベース」 より

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