書誌事項

女性天皇

瀧浪貞子著

(集英社新書, 0262D)

集英社, 2004.10

タイトル読み

ジョセイ テンノウ

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注記

持統の吉野行幸: p220-224

女帝関係年表: p225-235

主要参考文献: p236-237

内容説明・目次

内容説明

推古以来、飛鳥朝から奈良朝にかけて、六人の女帝たちが誕生した。これほど多くの女帝たちが集中して登場した時代は、世界史的にみても例がない。女帝が役割を終えるのは、平安初期に皇太子制度が整備されたことによるが、女帝はどうしてわが国に、それも古代に集中して登場したのか。皇位継承の中で果たした女帝の役割は、何だったのか。元明天皇即位の詔に出てくる「不改常典」という言葉に隠された、真の意味とは?本書は、女性天皇という存在に光を当てることで、古代の王権の知られざる相貌を浮き彫りにする。皇位継承のルールを解き明かした、新たな古代日本史。

目次

  • 第1章 嗣位すでに空し(穴穂部皇子の反乱;女帝の「ワカミタフリ」 ほか)
  • 第2章 皇位継承法を変えた女帝(吉野の盟約;称制の女帝 ほか)
  • 第3章 女帝幻想(悲しき女性皇太子;呪縛された女帝 ほか)
  • 終章 女帝とは何だったのか(女帝の係累;女帝と斎王 ほか)
  • 資料編

「BOOKデータベース」 より

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