初めて人を殺す : 老日本兵の戦争論

書誌事項

初めて人を殺す : 老日本兵の戦争論

井上俊夫著

(岩波現代文庫, 社会 ; 105)

岩波書店, 2005.1

タイトル別名

初めて人を殺す : 老日本兵の戦争論

タイトル読み

ハジメテ ヒト オ コロス : ロウニホンヘイ ノ センソウロン

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内容説明・目次

内容説明

中国の戦線で、捕虜の刺殺訓練をさせられた著者。以来六十余年、戦死した友の眠る故郷の墓地で、八月十五日の靖国神社で、半世紀近くたって参加した戦友会で。自身の戦争体験や、軍隊、戦争そのものの正体を問い、老日本兵は、歩き、考え、書く。「お前は中国でいったい何をしたのか」、終わらない問いを抱え記したエッセイ集。

目次

  • 日中戦争で戦死した大阪生まれの英霊の声—今は亡き昭和天皇が、まだ臨終の床にあった時に作れる歌
  • 銭池村墓地にて
  • 老兵「バリアフリー2004」へ行く
  • 「なみだ(涙)」
  • 大阪・中之島・中央公会堂脱出記
  • 私の八月十五日—靖国神社へ行く
  • 初めて人を殺す
  • 八王子の麗しき森の住人に捧げる歌

「BOOKデータベース」 より

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