物理と数学の不思議な関係 : 遠くて近い二つの「科学」
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物理と数学の不思議な関係 : 遠くて近い二つの「科学」
(ハヤカワ文庫, 5538 . ハヤカワ文庫NF||ハヤカワ ブンコ NF ; NF295 . 「数理を愉しむ」シリーズ||スウリ オ タノシム シリーズ)
早川書房, 2004.12
- タイトル別名
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On the shoulders of giants
物理と数学の不思議な関係 : 遠くて近い二つの科学
- タイトル読み
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ブツリ ト スウガク ノ フシギナ カンケイ : トオクテ チカイ フタツノ カガク
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内容説明・目次
内容説明
あくまで自然現象が研究対象の物理と、抽象世界に遊ぶ数学とは、似て非なる学問。しかし、斬新な物理理論構築の決め手になるのは往々にして、物理学のためどころか、現実に役立てることさえ念頭になく、100年も前に作られていた数学の成果だったりする。なぜそうやって、いつもうまくいくのか?思いがけない結びつきをはらんだ豊富な実例を眺めるうちに数理的な考え方の極意が見えてくる稀有な1冊。
目次
- 数学 宇宙の姿を映す鏡—物理と数学の不思議な関係
- 自然は隙間を嫌うか—アリストテレスからガラスの構造まで
- 時空を支配する幾何学の正体—ユークリッドから一般相対性理論まで
- 実用主義の絶大な威力—弦の爪弾きから固体中の電子まで
- a×bがb×aでなくなるとき—整数から四元数まで…
- 準周期的という絶妙な配列パターン—タイル張りから準結晶まで
- 方程式は単純、解は複雑—ニュートンから量子カオスまで
- 絶対役に立ちそうもない理論の効用—ガロアからスーパーストリングまで
- ミクロとマクロをつなぐ架け橋—コイン投げからエントロピーまで
- イボイノシシの赤ん坊は二重らせんの夢を見るか—ケーニヒスベルクの橋からポリマーまで
- 幾何学は自然を模倣できるか—放物線からフラクトンまで
- 一点における速度の深遠な意味—ゼノンからシュレーディンガーまで
「BOOKデータベース」 より