大晦日を笑う『世間胸算用』

書誌事項

大晦日を笑う『世間胸算用』

広嶋進著

(西鶴を楽しむ / 谷脇理史著, 4)

清文堂出版, 2005.4

タイトル別名

大晦日を笑う世間胸算用

タイトル読み

オオミソカ オ ワラウ セケン ムネザンヨウ

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内容説明・目次

内容説明

大晦日は一年の収支の総決算日。この日に、上層・中層・下層の町人の階層間の格差が露呈する。大晦日のドタバタ騒ぎを「笑い」のうちに描く、西鶴晩年の傑作。

目次

  • 1 「平太郎殿」—『世間胸算用』の発見
  • 2 十八間口の元大商人と長屋の貧民—大晦日の大坂・京のパノラマ(1)
  • 3 始末屋の隠居と吝嗇家の隠居—大晦日の大坂・京のパノラマ(2)
  • 4 金を貸す人と借りる人—大晦日の大坂・京のパノラマ(3)
  • 5 京都の分限者と中層町人—大晦日の大坂・京のパノラマ(4)
  • 6 桟敷席と土間席、母乳と摺り粉—巻三、大晦日の京都と伏見
  • 7 悪口祭りと身の上語り—巻四、大晦日の八坂神社と乗り合い船
  • 8 貧者の品々と金持ちの素質—巻五、大晦日の夜市と寺子屋

「BOOKデータベース」 より

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