書誌事項

弁論家について

キケロー著 ; 大西英文訳

(岩波文庫, 青(33)-611-4, 5)

岩波書店, 2005.5-2005.6

タイトル別名

De oratore

キケロー弁論家について

タイトル読み

ベンロンカ ニ ツイテ

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注記

『キケロー選集』第7巻 (岩波書店, 1999) に収められた『弁論家について』を文庫化したもの

翻訳の底本: Wilkins, A. S., M. Tulli Ciceronis Rhetorica I (De oratore), Oxford, 1902. Kumaniecki, K., M. Tullius Cicero (Fasc. 3), De Oratore, Leipzig, 1969

参考文献: 下p379-383

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003361146

内容説明

ローマ最高の弁論家キケロー(前106‐前43)が、既存の弁論術を批判・検討し、実践弁論の復権、哲学と弁論の再結合を説く。“人間的教養”の勧めである本書は、ヨーロッパ的精神の一大指導理念たる〈ヒューマニズム〉の形成にも大きな影響を与えた。自らの理念に忠実に生き、それに殉じた一つの偉大な精神の金字塔。
巻冊次

下 ISBN 9784003361153

内容説明

高雅、高尚、長閑な弁論家・弁論術談義が、対話篇の形で倦むことなく展開されていく。だが、この“清談”は、実は熾烈な政治闘争と動乱という凄まじい“ローマの現実”のただなかで行なわれたものであった—。実践弁論に携わり、その弁論により仆れた“弁論術について語る弁論家”キケローが、ローマ的な弁論術を追究する。

目次

  • 第二巻(五七〜九〇)
  • 第三巻(一〜六一)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA7185702X
  • ISBN
    • 4003361148
    • 4003361156
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    lat
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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