悲しみの子どもたち
著者
書誌事項
悲しみの子どもたち
(集英社新書, 0291E)
集英社, 2005.5
- タイトル別名
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悲しみの子どもたち : 罪と病を背負って
- タイトル読み
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カナシミ ノ コドモ タチ
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注記
参考文献: p274-278
内容説明・目次
内容説明
罪と病という二重の試練を背負った子どもたち。医療少年院で、精神科医として彼らと向かい合う著者が、多くのケースとの関わりを通して、異常な行動の根底にある問題に迫っていく。なぜ、彼らは自らを傷つけ、他人を害さねばならなかったのか。想像もつかない冷酷な犯罪を犯してしまったのか。損なわれた心は回復できるのか。人との絆は取り戻すことができるのか…。だが、そこに浮かび上がるのは、決して特別な子どもたちだけの問題ではない—。圧倒的な事実の重みと、子どもたちの悲しみが胸をつく、臨床現場からの痛切なメッセージである。
目次
- はじめに 社会を映す鏡としての医療少年院
- 第1章 回避空間の病理
- 第2章 親という名の十字架—愛情飢餓と命がけの自己アピール
- 第3章 劣等感に塗れて
- 第4章 運命を分けるもの—非行発現のメカニズム
- 第5章 社会が生み出す非行
- 第6章 壊れた心は取り戻せるのか?
- 第7章 本当の希望を取り戻すために
- おわりに 明るい未来は明るい子ども時代がつくる
「BOOKデータベース」 より