裁かれる三菱自動車
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裁かれる三菱自動車
日本評論社, 2005.6
- タイトル読み
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サバカレル ミツビシ ジドウシャ
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注記
三菱自動車事件関連年表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
二〇〇二年一月、二人の幼子を連れて歩道を歩いていた主婦に背後から激突して命を奪った「黒い塊」は、走行中の大型車からはずれた巨大なタイヤだった。不運な事故かと思われたこの出来事は、やがて史上空前の欠陥車事件へと発展していくこととなった。被害者の母親が勇気をふりしぼって起こした損害賠償請求訴訟。被告・三菱自動車はそれにどう応じてきたか。自ら申し入れた和解を被告はなぜ受け入れなかったのか。原告が満を持して提出した鑑定書は何を語っているか。民事裁判の展開を克明にたどりながら、同時に進行する刑事裁判の動き、三菱自動車を取り巻く情勢の変化などもフォローし、企業のコンプライアンスのあり方をも鋭く問いかける注目のドキュメント。
目次
- 第1章 事故は起きた
- 第2章 提訴へ
- 第3章 民事訴訟は、このように進んだ
- 第4章 制裁的慰謝料を請求する
- 第5章 弁護士を「セクハラ事件」が襲う
- 第6章 刑事訴訟と、その争点
- 第7章 和解交渉決裂後の民事訴訟
- 第8章 鑑定書
- 第9章 三菱自動車は転機を逃した
「BOOKデータベース」 より