なぜ「話」は通じないのか : コミュニケーションの不自由論
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書誌事項
なぜ「話」は通じないのか : コミュニケーションの不自由論
晶文社, 2005.6
- タイトル別名
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なぜ話は通じないのか : コミュニケーションの不自由論
- タイトル読み
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ナゼ ハナシ ワ ツウジナイ ノカ : コミュニケーション ノ フジユウロン
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内容説明・目次
内容説明
いま社会の様々な場面で「話」が通じなくなってはいないか?人の話をよく聴いたり読んだりしないまま、適当に分かったつもりになって、特定のキーワードにだけパブロフの犬のように反応するお子様な人たち。知識人から2ちゃんねらーまで、こうした困ったひとびとの増殖は、何を背景として生まれ、社会に何をもたらすのか。「話」が通じなくなるその構造を、気鋭の研究者が哲学・思想的な観点から分析。お互いが抱える「卑小な物語」の枠を超え、真の意味での「対話」の必要性を説く、哲学・思想エッセイ。日本社会に蔓延する「話が通じない病」を撃つ。
目次
- 第1章 敵は「同じ言語」を語る(悪い「聴衆」;脈絡の見えない質問 ほか)
- 第2章 秩序なき「物語」の増殖(「歴史の終焉」?;「歴史」と「物語」の違い ほか)
- 第3章 噛み合わない論争(なぜ噛み合わないのか?;「とにかく反対意見を」の不毛 ほか)
- 第4章 「話」は通じるのか?(なぜ話を聴けないのか?;「聴く」能力は低下する ほか)
「BOOKデータベース」 より