ブッダ論理学五つの難問
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ブッダ論理学五つの難問
(講談社選書メチエ, 335)
講談社, 2005.7
- タイトル読み
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ブッダ ロンリガク イツツ ノ ナンモン
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注記
インド哲学・仏教の一般書ならびに現代論理学関係書のご紹介: p185-191
内容説明・目次
内容説明
ブッタはほんとうに「一切を知る者」なのか?仏教経典に完全保存された「論理学」はそれをあざやかに証明する!合理的であることは真理であること。存在論からイラク戦争まで、現代論理学が沈黙する「難問」に、ブッダが残した明快な「答え」。
目次
- 序論 論理の語り方
- 第1章 現代論理学は一切を語れるわけではない—一切を知る者であるとブッダが言ったこと
- 第2章 ブッダ難問に答える(なぜ西洋論理学では因果を語ることができないか—生ずる性質のものは滅する性質のものである;ブッダはどのようにして一切を語るのか—討論を通じてともに語るにふさわしい人は;語りえぬものには沈黙せねばならないか—ただ感受されたもの、渇愛にいたるもの、悩みもだえるだけのものである;因果の道を行くものはなぜ愚か者であってはならないのか—自己を愛しく求めるものは他を害してはならない;因果の理法によって生きる者には自己は語りえないか—「尊師よ、誰が識別作用という食べ物を食べるのですか」「正しい問いではない」と尊師は言った)
「BOOKデータベース」 より