分裂共生論 : グローバル社会を越えて
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分裂共生論 : グローバル社会を越えて
人文書院, 2005.7
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ブンレツ キョウセイロン : グローバル シャカイ オ コエテ
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Description and Table of Contents
Description
新自由主義的グローバリゼーションに抗する、ガタリ、ネグリ、ブルデュー、スーザン・ジョージを結び、現代思想のポテンシャルを社会の最前線へ着地させるスリリングな試み。“分裂”と“共生”のラディカルな接続。資本への統合を強制し加速するグローバル化のなかで、「生」の風景を変えることはいかにして可能か?世界運動の新地平。ポストモダンからオルター・グローバリゼーションへ。21世紀の思想と運動の新たな結合。
Table of Contents
- 1 統合と分裂(精神・環境・社会—ガタリの「三つのエコロジー」とは何か)
- 2 制度と主観性(横断性から主観性へ—ガタリの「制度論」に寄せて;制度と欲望のカオスモーズ—ドゥルーズ/ガタリの起源の起源)
- 3 ポストモダンとグローバリゼーション(分子、リゾーム、マルチチュード—ガタリとネグリの交差路(平井玄との対談);構成的権力と多数性—ガタリ/ネグリのポテンシャル(小倉利丸との対談);“帝国”という陥穽—アメリカ・国民国家・第三世界(栗原幸夫・矢部史郎との鼎談))
- 4 “帝国”と運動(リゾーム型の反グローバリゼーション運動;“帝国”への反攻—世界化する運動)
- 5 分裂と共生(“分裂共生”としてのオルター・グローバリゼーションに向けて)
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