書誌事項

破産者たちの中世

桜井英治著

(日本史リブレット, 27)

山川出版社, 2005.7

タイトル読み

ハサンシャ タチ ノ チュウセイ

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注記

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

いつの時代にもあることだが、中世にも巨額の借金をかかえていた人びとがいた。だが、巨額の借金をかかえながらも、彼らは案外したたかに生きていた。自己破産のような法的逃げ道がなかった当時、なぜそれが可能だったのか。本書は中世の金融システムを解き明かしながら、そのなぞに迫ろうという試みである。

目次

  • したたかな債務者たち
  • 1 「尾張房料足の事」
  • 2 松梅院禅能の破産
  • 3 有徳人たちの末路
  • 4 金融ネットワーク
  • 5 破産管財の仕組み
  • 6 経営再建は成功したか

「BOOKデータベース」 より

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