開発の経済社会学 : 韓国の経済発展と社会変容
著者
書誌事項
開発の経済社会学 : 韓国の経済発展と社会変容
文眞堂, 2005.10
- タイトル読み
-
カイハツ ノ ケイザイ シャカイガク : カンコク ノ ケイザイ ハッテン ト シャカイ ヘンヨウ
大学図書館所蔵 件 / 全133件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献目録: p232-237
主な参照文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
後発の社会はいかなる論理と過程を経て成長し、またその社会を変容させてゆくのか。本書はこの疑問に主として韓国と日本を取り上げながら論じる。いずれも後発の社会でありながら、その成長のスタートの時期、初期条件、社会のあり方にそって両社会は異なった構造をもつに至っており、本書はその形成の論理に迫ろうとするものである。力作。
目次
- 第1章 伝統的朝鮮社会の社会構造(伝統的基礎構造—家族の構造;血縁を基礎とする社会の人間関係ネットワーク;エリート社会の原型;縁を基礎とする社会の人間関係ネットワーク)
- 第2章 経済成長の論理(経済成長の社会学的考察;経済成長をどう表すか;いかにして経済成長を促すか—ルイス・モデル;韓国の経済成長;もう一つの工業化パターン—日本モデル)
- 第3章 成長過程の社会変容(都市への人口移動;家族の変化;学歴の向上と「新」中間層の形成;賃金構造と消費生活の変化;アジア「近代化」再考)
- 第4章 「財閥」—経済成長の担い手(誰が成長と変化を担ったのか;財閥かネットワークか—日本・韓国VS台湾)
- 終章 開発と社会変化(個人レベルのポテンシャルの発揮;組織レベルのポテンシャルの発揮;社会におけるパフォーマンス;残された問題)
「BOOKデータベース」 より