支倉常長 : 慶長遣欧使節の真相 : 肖像画に秘められた実像

書誌事項

支倉常長 : 慶長遣欧使節の真相 : 肖像画に秘められた実像

大泉光一著

雄山閣, 2005.9

タイトル別名

支倉常長慶長遣欧使節の真相 : 肖像画に秘められた実像

タイトル読み

ハセクラ ツネナガ : ケイチョウ ケンオウ シセツ ノ シンソウ : ショウゾウガ ニ ヒメラレタ ジツゾウ

大学図書館所蔵 件 / 85

注記

支倉常長半身肖像画の歴史的経緯: p256-258

ローマ・ボルゲーゼ家所蔵「日本人武士像」の歴史的経緯: p259-260

参考文献一覧: p261-265

内容説明・目次

内容説明

伊達政宗が壮大な夢を描いてメキシコおよびヨーロッパへ派遣した「慶長遣欧使節団」一行の約七年間に及ぶ苦悩に満ちた長旅は、想像を絶するほど過酷なものであった。スペイン政府に厄介者として扱われ、国外追放命令にさえ怯まず、病と闘いながら最後まで任務を果たそうと懸命に努力…。結局、時代の激変に流されて支倉は目的を果たせず、やっとのことで日本に戻って来た。しかし旅の疲れと病気のせいでその容貌は別人のように変貌、頭の髪は薄くなり、やせ細っていた…。貴重な海外の原典史料を中心に「国宝」肖像画の謎を解く。

目次

  • 第1部 使節一行の再評価—使節派遣のいきさつと旅の真実(伊達政宗の遣欧使節とは何か;伊達政宗と支倉常長)
  • 第2部 支倉常長肖像画をめぐる謎(国宝「支倉常長半身像」をめぐる謎;西洋人の見た支倉の素顔;改作説の検証;「支倉常長全身像」をめぐる謎—カヴァッツァ伯所蔵の「日本人武士像」)

「BOOKデータベース」 より

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