書誌事項

中央ヨーロッパの可能性 : 揺れ動くその歴史と社会

大津留厚編

昭和堂, 2006.2

タイトル別名

The possibilities of Central Europe

タイトル読み

チュウオウ ヨーロッパ ノ カノウセイ : ユレウゴク ソノ レキシ ト シャカイ

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注記

はじめに(編者), 序文(大津留厚), あとがき(大津留厚)

中央ヨーロッパを知るための文献案内: 巻末p [xv] -xxvii

参考文献: 章末

索引あり

収録内容

  • 中央ヨーロッパ : 歴史地図 / 進藤修一, 大津留厚 [執筆]
  • フロンティアのプロテスタントたち : 近世バルト海地方の宗派的ネットワーク / 西川杉子 [執筆]
  • ロシア帝国沿バルト諸県の農村民衆初等教育 : バルト・ドイツ人による教育支配から「ロシア化」へ / 橋本伸也 [執筆]
  • 中央ヨーロッパにおけるユダヤ人ナショナリズムとシオニズム / 大津留厚 [執筆]
  • ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語文学 : 「第二のディアスポラ」を支えるハプスブルクの遺産 / 藤田恭子 [執筆]
  • バルト・ドイツ人の再移住 : 国民国家形成期のエストニア人とバルト・ドイツ人の関係 / 小森宏美 [執筆]
  • 失われた世界へ : 東ガリツィアの戦間期からホロコーストまで / 野村真理 [執筆]
  • 「新しい中央ヨーロッパ」はどう構想されたか : 「アウトサイダー」たちのヨーロッパ / 進藤修一 [執筆]
  • 祈りは聞き届けられたのか : 十五世紀リトアニアとポーランドの聖人崇敬 / S・C・ローウェル [執筆] ; 西辻郁世訳

内容説明・目次

内容説明

苛酷な運命に引き裂かれた地。かつては神聖ローマ帝国、ハプスブルク帝国、ポーランド=リトアニア王国などの支配を受け、現代ではナチズムや冷戦などに蹂躙される運命を共有した。この土地の歴史を、もう一度ひとつの世界として描く試論。

目次

  • 中央ヨーロッパ歴史地図
  • 第1章 フロンティアのプロテスタントたち—近世バルト海地方の宗派的ネットワーク
  • 第2章 ロシア帝国沿バルト諸県の農村民衆初等教育—バルト・ドイツ人による教育支配から「ロシア化」へ
  • 第3章 中央ヨーロッパにおけるユダヤ人ナショナリズムとシオニズム
  • 第4章 ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語文学—「第二のディアスポラ」を支えるハプスブルクの遺産
  • 第5章 バルト・ドイツ人の再移住—国民国家形成期のエストニア人とバルト・ドイツ人の関係
  • 第6章 失われた世界へ—東ガリツィアの戦間期からホロコーストまで
  • 第7章 「新しい中央ヨーロッパ」はどう構想されたか—「アウトサイダー」たちのヨーロッパ
  • 展開 祈りは聞き届けられたのか—一五世紀リトアニアとポーランドの聖人崇敬

「BOOKデータベース」 より

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