椅子と身体 : ヨーロッパにおける「坐」の様式

書誌事項

椅子と身体 : ヨーロッパにおける「坐」の様式

山口惠里子著

ミネルヴァ書房, 2006.2

タイトル別名

椅子と身体 : ヨーロッパにおける坐の様式

椅子と身体

タイトル読み

イス ト シンタイ : ヨーロッパ ニオケル ザ ノ ヨウシキ

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注記

博士論文 (筑波大学, 2004年提出) を基にしたもの

内容説明・目次

内容説明

自然と社会との間にある身体、その身体と社会を媒介する道具である椅子に光をあて、ヨーロッパにおける「坐」の様式の変容を社会的・文化的視点から鮮やかに描く。

目次

  • 椅子とその身体的場
  • 第1部 椅子の系譜と坐の姿勢の変化(身体的場の原形としての箱チェスト;共同的な場のなかの「私の席(siege)」—“Li Sieges Perilleux”;ブドワールの長椅子 ほか)
  • 第2部 「座」の消失と場の生成(「座(siege)」を失うランスロット—W・モリス、D・G・ロセッティ、A・C・スウィンバーンの「境界」意識;イメージとしての歪んだ身体的場—ベンヤミンの箱の解体;ベケットにおける坐の姿勢)
  • 第3部 ギリシアにおける坐と共同体の記憶(北ギリシアの座具「バシ」と共同的身体の場;ギリシアにおける輪踊りの場)
  • 椅子—身体と社会のあいだで

「BOOKデータベース」 より

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