女帝の世紀 : 皇位継承と政争

書誌事項

女帝の世紀 : 皇位継承と政争

仁藤敦史著

(角川選書, 391)

角川学芸出版 , 角川書店 (発売), 2006.3

タイトル別名

女帝の世紀 : 皇位継承と政争

タイトル読み

ジョテイ ノ セイキ : コウイ ケイショウ ト セイソウ

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注記

参考文献一覧: p239-247

内容説明・目次

内容説明

6世紀末の大王推古から8世紀の称徳天皇まで、150年間に8代6人が即位した「女帝の世紀」。この時代に多発した政争の遠因は、白村江の戦い・壬申の乱という古代史上最大の外征と内乱にあった。宣命で「ミオヤ」「ワガコ」と呼びかけ、擬制を含む父母子関係を結び、男女の性差よりも年齢・資質を重視した古代の皇位継承のシステムを提起。藤原氏ではなく、王権を主体とした新たな奈良時代史像を描く。

目次

  • 第1章 奈良時代史の枠組みへの疑問—女帝は中継ぎか
  • 第2章 「臨朝称制」—女帝出現の前提
  • 第3章 「ミオヤ」と「ワガコ」—皇統譜上の女帝
  • 第4章 「政の要は軍事なり」—対外戦争の敗北と軍国体制の整備
  • 第5章 「長屋王、国家を傾けんと欲す」—内乱の勝利と功臣の処遇問題
  • 第6章 「藤原夫人を皇后と定め賜う」—転換期としての聖武朝

「BOOKデータベース」 より

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