脳が作る感覚世界 : 生体にセンサーはない
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書誌事項
脳が作る感覚世界 : 生体にセンサーはない
コロナ社, 2006.5
- タイトル別名
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Sensation world made by the brain : animals do not have sensors
- タイトル読み
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ノウ ガ ツクル カンカク セカイ : セイタイ ニ センサー ワ ナイ
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注記
引用文献: p[186]-189
内容説明・目次
内容説明
体の外には「音」も「光」もない。ものの出す波が届くと、耳や目の受容器は比較器として働き、脳の標的ニューロンを活動させる。すると、生まれつき備わっている「情報」が発現し、感覚世界が現れる。人は脳の生む「音」を聞き「光」を見る。本書は、感覚を生理学の手法で解析し、哲学、情報学と対比して読み解く。今までの生理学とは違う視界が開ける。
目次
- 人工システムの特徴
- 生体システムの特徴
- 温度感覚系の伝統的説明の問題点
- 温・冷受容器の新しい見方—比較器説
- 比較器が体温を調節する—モデル研究
- 温・冷受容器の温度比較機構
- 生体にセンサーはない
- 脳が作る感覚世界
- 皮膚感覚
- 味覚
- 聴覚
- 視覚
- 感覚の枠組み転換
「BOOKデータベース」 より