不完全性定理 : 数学的体系のあゆみ

書誌事項

不完全性定理 : 数学的体系のあゆみ

野崎昭弘著

(ちくま学芸文庫, [ノ4-1])

筑摩書房, 2006.5

タイトル読み

フカンゼンセイ テイリ : スウガクテキ タイケイ ノ アユミ

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注記

著者「野崎」の「崎」は「山竒」の置き換え

文献: p289-290

日本評論社より刊行(1996.9)されたものの文庫版

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

ゲーデルが25歳で出版した「不完全性定理」(1931)は、当時の数学界の巨匠ヒルベルトが提唱した「形式主義によって超数学を展開しようという計画」に対して、原理的な限界を示す衝撃的な証明だった。それは数学のみならず哲学・思想界にも、「人間の知性のある限界が示された」と大きな波紋をもたらした。ゲーデルはいったい何を明らかにし、どのような新しい道を示したのか。この記念碑的業績にいたる数学の歴史的な歩みをたどりながら、難解といわれるその結果の意味をていねいに解りやすく解説する。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』の訳者ならではの、ユーモアをまじえたゲーデルへの超入門書。

目次

  • 第1章 ギリシャの奇跡
  • 第2章 体系とその進化
  • 第3章 集合論の光と陰
  • 第4章 証明の形式化
  • 第5章 超数学の誕生
  • 第6章 ゲーデル登場

「BOOKデータベース」 より

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