芸術原論
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芸術原論
(岩波現代文庫, 文芸 ; 103)
岩波書店, 2006.5
- タイトル読み
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ゲイジュツ ゲンロン
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内容説明・目次
内容説明
芸術とは論じるものでなく、行なうものだ。この持論に基づき、六〇年代のネオダダ、千円札事件から八〇年代の超芸術トマソン、路上観察へ。絶えず人々を挑発し続けてきた著者が、ついに到達した侘び寂の境地にて最も根源的に「芸術」を再定義する試み。既成概念に風穴を開ける、赤瀬川流脱芸術の原点を示す名エッセー。
目次
- 1 芸術の素(考えことはじめ;波打つ偶然 ほか)
- 2 在来の美(在来の美;セザンヌ筆触考)
- 3 脱芸術的考察(価値をつくる;自壊した絵画の内側 ほか)
- 4 路の感覚(アークヒルズのエントツ;『吾輩は猫である』の猫の子孫 ほか)
- 5 芸術原論(デュシャンからトマソンへ;芸術原論)
「BOOKデータベース」 より