文化と現実界 : 新たな文化理論のために
著者
書誌事項
文化と現実界 : 新たな文化理論のために
青土社, 2006.6
- タイトル別名
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文化と現実界 : 新たな文化理論のために
Culture and the real : theorizing cultural criticism
- タイトル読み
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ブンカ ト ゲンジツカイ : アラタナ ブンカ リロン ノ タメ ニ
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注記
原著 (Routledge, 2005) の全訳
読書案内: p243-246
参考文献: p251-257
内容説明・目次
内容説明
私たちは誰か、何者なのか。言葉によって網状に張り巡らされた文化と、未知なる名づけえぬ「何か」としての現実界。その両者のせめぎ合いに生きる人間とは何者なのか。捉えがたく魅惑的な現実界を、映画・絵画・文学などから鋭利に分析し、文化そして人間とは何かという急迫の課題を明晰かつ根源的に問い直す。
目次
- 1 現実とは何か—バトラー、フィッシュ、リオタール
- 2 観念論と精神分析—ヘーゲル、ラカン、フロイト
- 3 ラカンの現実界
- 4 ジジェク対ラカン
- 5 文化の魔法の円
- 6 空間の創造—遠近法的ヴィジョンと現実界
- 7 欲望と消えた鑑賞者
- 8 現実界と崇高—カント、リオタール、ラカン
- 9 崇高か昇華か—新たな文化理論のために
「BOOKデータベース」 より