日本の古典装飾 : 天平から江戸の時代様式にみる
著者
書誌事項
日本の古典装飾 : 天平から江戸の時代様式にみる
青幻舎, 2006.6
- タイトル別名
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Classical ornaments of Japan
日本装飾大鑑
- タイトル読み
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ニホン ノ コテン ソウショク : テンピョウ カラ エド ノ ジダイ ヨウシキ ニ ミル
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注記
解説: 城一夫
木版本「日本装飾大鑑」(光村推古書院刊)の新装版
内容説明・目次
内容説明
装飾文様は、時代の空気を反映しつつ多様な展開を遂げてきました。東大寺の大仏に象徴されるように、蓮華文や火焔文など仏教にまつわるモチーフが渡来した飛鳥・奈良時代。青龍、朱雀、白虎、玄武など五行説の文様が正倉院を彩った天平時代。浄土を求める心が、美しく詩的な唐草文や風景文を創出した平安後期。一転して鎌倉・足利時代には、武士階級が貴族的な規範を志向し、公卿の礼装である有職文様が重んじられました。さらに、武士と町人、大和絵と浮世絵、能衣裳と小袖など相対する要素が融合して華麗な文様文化が花開いたのが豊臣・江戸時代と言えるでしょう。本書は、古代から近世までを五つの時代に分けて文様を通観しました。
目次
- 推古天皇時代‐天平時代(554〜724年)
- 天平時代‐弘仁時代(724〜823年)
- 藤原時代‐平氏時代(857〜1185年)
- 鎌倉時代‐足利時代(1185〜1573年)
- 豊臣時代‐徳川時代(1582〜1867年)
「BOOKデータベース」 より