ジャズ・マンとその時代 : アフリカン・アメリカンの苦難の歴史と音楽

書誌事項

ジャズ・マンとその時代 : アフリカン・アメリカンの苦難の歴史と音楽

丸山繁雄著

弘文堂, 2006.6

タイトル別名

ジャズマンとその時代 : アフリカンアメリカンの苦難の歴史と音楽

タイトル読み

ジャズ マン ト ソノ ジダイ : アフリカン アメリカン ノ クナン ノ レキシ ト オンガク

大学図書館所蔵 件 / 117

注記

文献一覧: p396-400

ジャズ年表: p402-443

内容説明・目次

内容説明

本書はアフリカン・アメリカンの音楽史を中心に扱うものであるが、それとともに黒人制度史、米国史、さらには大西洋奴隷貿易とともに始まった近代ヨーロッパによる世界支配の歴史的実相の解説を試みたものである。人間の営みの、もっとも美しいものの一つである音楽、マイルス・デイヴィスが言うところの、「オレ達黒人の祖先がアフリカから持ってきて、この国で変化、発展させた音楽」であるジャズの歴史は、あまりに罪深い人類の歴史であり、またその悲運の歴史に打ち勝ったアフリカン・アメリカンの誇り高き歴史でもある。

目次

  • 第1章 前ジャズ期音楽—奴隷制下のアフリカン・アメリカン文化
  • 第2章 ジャズを生んだ人びと
  • 第3章 ジャズの誕生—ニューオーリンズ・ジャズ(一九〇〇〜一九二〇年代)
  • 第4章 シカゴの時代—ジャズ・エイジ二〇年代
  • 第5章 デューク・エリントンとその時代—一九二〇‐三〇年代、ニューヨークとカンザス・シティのジャズ
  • 第6章 ビ・バップ—一九四〇年代のジャズ
  • 第7章 マイルス・デイヴィスとその時代—モダン・ジャズ概論
  • 終章 黒人とアメリカの未来

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ