抗日戦争中、中国共産党は何をしていたか : 覆い隠された歴史の真実

書誌事項

抗日戦争中、中国共産党は何をしていたか : 覆い隠された歴史の真実

謝幼田著 ; 坂井臣之助訳

草思社, 2006.7

タイトル別名

中共壯大之謎 : 被掩蓋的中國抗日戰爭真相

抗日戦争中中国共産党は何をしていたか : 覆い隠された歴史の真実

タイトル読み

コウニチ センソウチュウ チュウゴク キョウサントウ ワ ナニ オ シテ イタカ : オオイカクサレタ レキシ ノ シンジツ

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注記

満州事変以後, 中国で起きた重大事と日中間の戦闘: p[18]

内容説明・目次

内容説明

建国以来、中国共産党は「抗日戦争(日中戦争)において中心的役割を担い、これに勝利した」ことを政権の正統性の基盤としてきた。だが果たしてこの主張は、歴史の真実なのか。四川省出身の中国人研究者が、近年、大陸で刊行された『中共中央文献選集』をはじめとする関連史料、毛沢東、周恩来らの『年譜』、そして幹部たちの回顧録をもとに、毛沢東指導下の党・軍が抗日戦争中、いかなる活動をしていたのかを検証。実際は、国民党との内戦勝利・政権奪取を念頭に、日本と正面から戦うことを回避し、敗北後の逃避行を「長征」と言い換え、局地的ゲリラ戦の勝利を誇大宣伝しながら力を温存し、軍の勢力を急速に拡大していったことを明らかにしてゆく。共産党が編み出した「抗日」神話の虚構を突き崩す瞠目の書。

目次

  • 第1章 満洲事変と蒋介石の戦争準備
  • 第2章 抗日の名をもって国民政府転覆をはかる
  • 第3章 土壇場で息を吹き返した共産党
  • 第4章 正面戦回避を決めた洛川会議
  • 第5章 平型関の戦い—誇大宣伝された戦果
  • 第6章 百団大戦と彭徳懐の粛清
  • 第7章 情報工作員、潘漢年の悲劇
  • 第8章 日ソ不可侵条約に喝采を送る
  • 第9章 巧みに利用されたアメリカ人
  • 第10章 裏切られた民族

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77632678
  • ISBN
    • 4794215088
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    chi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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