ヴィクトリア女王 : ジェンダー・王権・表象

著者

書誌事項

ヴィクトリア女王 : ジェンダー・王権・表象

川本静子, 松村昌家編著

（MINERVA歴史・文化ライブラリー, 9）

ミネルヴァ書房, 2006.7

タイトル別名

Queen Victoria : gender, monarchy, and representation

ヴィクトリア女王 : ジェンダー王権表象

タイトル読み

ヴィクトリア ジョオウ : ジェンダー オウケン ヒョウショウ

大学図書館所蔵 件 / 全244件

注記

その他のタイトルはジャケットによる

収録内容

  • 女性君主とドメスティック・イデオロギー / 川本静子 [著]
  • 笑わない女王ヴィクトリア : 「王室肖像画(ロイヤル・ファミリー・ポートレイチャー)」再考 / 谷田博幸 [著]
  • アルバート公 : ヴィクトリアン・ポピュラー・モナキーの成り立ち / 松村昌家 [著]
  • ヴィクトリア女王とディズレーリ / 村岡健次 [著]
  • 女王と外国人とユダヤ人 / 度会好一 [著]
  • 女王は「帝国の母」だったのか? : サラ・フォーブズ・ボネッタの物語を中心に / 井野瀬久美惠 [著]

内容説明・目次

内容説明

わが国では、ヴィクトリア朝文化について歴史・文学・美術・あるいは建築などそれぞれの分野において研究が進んではいるが、ヴィクトリア女王そのものを対象としてとりあげた研究はなかった。本書は、男は公領域、女は私領域に活動の場を得るのが男女本来の資質に適っているという考え方が支配的であった時代にあって、「公領域の頂点に立つ女性」というパラドキシカルな存在であったヴィクトリア女王に、王権とジェンダーの関係、「視覚的表象」と「言語的表象」と王権の関係という視点から迫る「ヴィクトリア女王学」の第一歩。これはまた、わが国の「女帝論争」にも何がしか示唆するものがあろう。

目次

  • 第１章　女性君主とドメスティック・イデオロギー
  • 第２章　笑わない女王ヴィクトリア—「王室肖像画像」再考
  • 第３章　アルバート公—ヴィクトリアン・ポピュラー・モナキーの成り立ち
  • 第４章　ヴィクトリア女王とディズレーリ
  • 第５章　女王と外国人とユダヤ人
  • 第６章　女王は「帝国の母」だったのか？—サラ・フォーブズ・ボネッタの物語を中心に

「BOOKデータベース」 より

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