脳と人間 : 大人のための精神病理学

書誌事項

脳と人間 : 大人のための精神病理学

計見一雄 [著]

(講談社学術文庫, [1773])

講談社, 2006.8

タイトル読み

ノウ ト ニンゲン : オトナ ノ タメ ノ セイシン ビョウリガク

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注記

原本: 三五館 (1999年7月刊)

参考文献: p382-396

内容説明・目次

内容説明

世界・現実との関係において躓き、ズレていく統合失調症=精神分裂病。「今」と「今から」を意図することの困難、身近な事物がもつ意味の突如たる凶変はなぜ起こるのか。脳の働きのどのような不具合が関係しているのか。精神科医療の最前線に立ち膨大なエビデンスを有する著者が、脳科学の最新の成果を動員して練り上げた、脳と精神に関する総合理論。

目次

  • 第1章 「意図のセンター」の障害(ケース・プレゼンテーション;時間感覚が歪むということ)
  • 第2章 リンビックシステムの暴走(名前がつき、意味が生まれる;恐怖が支配する時)
  • 第3章 行為のプランとワーキング・メモリー(先のことを考えること;大脳皮質前頭前野の働き;ワーキング・メモリー;「意図のセンター」の脳科学的裏づけ;意志決定と前頭連合野;セントラル・ドグマに風穴があいた?)
  • 第4章 自己と現実(現実とは?;病気で失われるもの;過去優先の脳;残された大物の症状;東洋の知恵)
  • 終章 文庫版にむけて
  • 補説

「BOOKデータベース」 より

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