医療年金問題の考え方
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医療年金問題の考え方
(再分配政策の政治経済学, 3)
慶應義塾大学出版会, 2006.8
- タイトル読み
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イリョウ ネンキン モンダイ ノ カンガエカタ
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参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
2004年年金国会スタート以降、約2年にわたって学界・政界・マスコミの動きを分析、ホームページに連載して話題となった39編のエッセイと医療年金論文5本を収録。年金論議の錯綜ぶりとその要因を指摘しつつ、世代間格差、保険料と税、少子高齢化など広範な論点に答える。さらに、保険者機能強化、医療給付費総枠規制、混合診療問題などを含め、今後の医療制度改革の主要論点と考え方を提示する。「再分配政策の政治経済学」という独自の枠組みから日本の社会保障を論じた権丈教授の著作第3弾。医療年金論のみならず、ひろく経済学評、政治評、メディア評をも積み重ね、俯瞰的視野から論じる、未来志向の社会保障論。
目次
- 1 医療と年金の政治経済学(医療経済学の潮流—新古典派医療経済学と制度派医療経済学;総医療費水準の国際比較と決定因子をめぐる論点と実証研究;医療保険制度の課題と将来;2004年、年金改革の意味と意義と年金論議の撹乱要因—再分配政策の政治経済学からみた最近の年金論議への感想;公的年金における世代間格差をどう考えるか—世代間格差論議の学説史的考察)
- 2 学問ニ凝ル勿レ(2004年、年金と政治、そして将来の考え方;年金報道の見分け方;あの話はどこに行ったのか?—民主党の世襲禁止令;究極の選択における一方の選択肢のみをみせる論法 ほか)
「BOOKデータベース」 より