書誌事項

日本社会における仏と神

速水侑編

吉川弘文館, 2006.9

タイトル別名

日本社会における仏と神

タイトル読み

ニホン シャカイ ニオケル ホトケ ト カミ

大学図書館所蔵 件 / 144

この図書・雑誌をさがす

注記

速水侑先生古稀記念論集として「奈良・平安仏教の展開」「日本社会における仏と神」の2巻を刊行

内容: はしがき(速水侑), I: 中世・近世の社会と仏教(「中世真宗高田門徒の「聖教」」-「下野国黒羽藩下之庄における林野管理と入寺」), II: 時代における神の相貌(「垂迹思想の受容と展開」-「戦前における神道史研究をめぐって」), あとがき(岡野浩二, 小原仁, 三橋正)

収録内容

  • 中世真宗高田門徒の「聖教」 : 真仏撰述の抄物を通して / 永村眞 [執筆]
  • 都市鎌倉の寺社修造事業 / 落合義明 [執筆]
  • 東寺長者と文観 / 井野上真弓 [執筆]
  • 西大寺光明真言過去帳の紹介と分析 / 松尾剛次 [執筆]
  • 田村麻呂伝承と清水寺信仰 : とくに信濃における成立時期とその背景 / 牛山佳幸 [執筆]
  • 下野国黒羽藩下之庄における林野管理と入寺 : 「山方御用日記」の記載から / 井上攻 [執筆]
  • 垂迹思想の受容と展開 : 本地垂迹説の成立過程 / 吉田一彦 [執筆]
  • 『今昔物語集』本朝部の神について / 追塩千尋 [執筆]
  • 『麗気記』の構想と「神体図」 : 密教による神の理論家と図像化 / 三橋正 [執筆]
  • 諸社禰宜神主法度と宗教者の世界の変貌 : 衣装と幣帛による「神道化」 / 林淳 [執筆]
  • 戦前における神道史研究をめぐって : 宮地直一の方法論をてがかりに / 末木文美士 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

「中世・近世の社会と仏教」「時代における神の相貌」をテーマに、研究会を重ねた論文十一編。教学継承や教団過去帳、寺社修造事業、伝承や入寺慣行、神の相貌の変化を考察し、今後の研究を深化させる新視点を提示する。

目次

  • 1 中世・近世の社会と仏教(中世真宗高田門徒の「聖教」—真仏撰述の抄物を通して;都市鎌倉の寺社修造事業;東寺長者と文観;西大寺光明真言過去帳の紹介と分析 ほか)
  • 2 時代における神の相貌(垂迹思想の受容と展開—本地垂迹説の成立過程;『今昔物語集』本朝部の神について;『麗気記』の構想と「神体図」—密教による神の理論化と図像化;諸社禰宜神主法度と宗教者の世界の変貌—衣裳と幣帛による「神道化」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ