天ハ自ラ助クルモノヲ助ク : 中村正直と『西国立志編』

書誌事項

天ハ自ラ助クルモノヲ助ク : 中村正直と『西国立志編』

平川祐弘著

名古屋大学出版会, 2006.10

タイトル別名

天ハ自ラ助クルモノヲ助ク : 中村正直と西国立志編

タイトル読み

テン ワ ミズカラ タスクル モノ オ タスク : ナカムラ マサナオ ト サイゴク リッシヘン

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内容説明・目次

内容説明

明治最大のベストセラーとして日本産業化の国民的教科書となった『西国立志編』の巨大な影響を、翻訳者中村正直を軸に跡づけ、イタリア・中国などとの比較を通して、思想が文化の境を越えて運動する姿を立体的に描きだす。

目次

  • 第1部 洋学に転じた漢学者中村正直(明治日本を造った一冊の書物;西洋の衝撃と東アジア ほか)
  • 第2部 『西国立志編』とその余響(都落ち;合衆国の大頭領 ほか)
  • 第3部 『セルフ・ヘルプ』から『クオレ』へ(三点測量へ;イタリア立志編の誕生 ほか)
  • 第4部 東アジアにおける自由と自主独立思想の運命(中村の漢文著作の啓蒙的意義;「新機器ヲ発明創造スル人ヲ論ズ」の序 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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