観光のラビリンス
著者
書誌事項
観光のラビリンス
法政大学出版局, 2006.9
- タイトル別名
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Le tourisme de l'an 2000
- タイトル読み
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カンコウ ノ ラビリンス
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注記
文献: p339-340
内容説明・目次
内容説明
観光は生きている。第二次大戦直後にエリートだけのものであった観光は、高度経済成長によって大衆化し、その終焉とともに安定期を迎えた。では、2000年代において、観光はどう変化するのか。その兆しをとらえるとともに、諸科学の成果を採り入れ、単なる移動についての記述やマーケティング論を越えて、ラビリンス(=迷宮)ともいうべき複雑化した観光の現象と本質、現状と未来を読み解く。
目次
- 第1部 観光の特殊性(なぜ、そして、どのように観光を定義するか;言葉と概念の起源;パラダイムを求めて;歴史的用語)
- 第2部 観光の発明(アリアドネの糸;観光の「類型異義語」;18世紀から2000年にかけての観光史の原動力:エリートによる発明)
- 第3部 2000年の地球規模化した観光(2000年にも維持される観光の特質;内容と行動;ヴァカンスに行く人々と行かない人々;送り出し側と受け入れ側、世界の観光フロー)
「BOOKデータベース」 より