書誌事項

メディア・ナショナリズムのゆくえ : 「日中摩擦」を検証する

大石裕, 山本信人編著

(朝日選書, 807)

朝日新聞社, 2006.10

タイトル別名

メディアナショナリズムのゆくえ : 日中摩擦を検証する

タイトル読み

メディア ナショナリズム ノ ユクエ : ニッチュウ マサツ オ ケンショウ スル

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注記

はじめに(大石裕), あとがき(大石裕, 山本信人)

参考文献: 各章末

資料: 反日デモ各紙の報道主要記事のまとめ, 反日デモ各紙社説一覧, 靖国神社関連社説, その他日中関係が言及されている社説, 05年10月の小泉首相の靖国神社参拝に関する主要記事, 主なメディアによる中日関係の報道, 中国主要新聞における日本関連報道

収録内容

  • メディア・ナショナリズムを考える / 大石裕 [執筆]
  • 日本の新聞は「反日」デモをどう伝えたか / 山腰修三 [執筆]
  • 中国のインターネット言論と「反日」デモ / 祁景瀅 [執筆]
  • 中国の報道統制 / 烏谷昌幸, 山口信治 [執筆]
  • 香港の「反日」デモ報道 / 飛鳥田麻生 [執筆]
  • 中国における国民ナショナリズムの登場 / 山本信人 [執筆]
  • 米英メディアが見た日中摩擦 / 阿部るり, 河島基弘 [執筆]
  • 日中摩擦と中国の民間ポータルサイト / 謝東 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

今やメディアの存在と影響を無視しては語れないナショナリズム。2005年春、中国各地で大規模なデモが発生。「愛国無罪」を叫ぶ学生や市民の姿、日本製品不買の呼びかけ、日本の大使館や領事館への投石などが、「反日」として様々なメディアを通じて伝えられた。社会が共有した「認識」は、従来のマスコミや、インターネットなどの新たなメディアを通じてさらに活性化。「歴史教科書」「釣魚島」「東シナ海ガス田開発」…。両国のナショナリズムは急速に高まった。「日中摩擦」を題材に、新旧のメディアがナショナリズムの生成・変容にどんな影響を与え、役割を演じたかを詳細かつダイナミックに分析する。これまで紹介されたことのない、中国内のネットで飛び交った言説の具体例も収録。

目次

  • 第1章 メディア・ナショナリズムを考える
  • 第2章 日本の新聞は「反日」デモをどう伝えたか
  • 第3章 中国のインターネット言論と「反日」デモ
  • 第4章 中国の報道統制
  • 第5章 香港の「反日」デモ報道
  • 第6章 中国における国民ナショナリズムの登場
  • 第7章 米英メディアが見た日中摩擦
  • 補章 日中摩擦と中国の民間ポータルサイト

「BOOKデータベース」 より

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