宮沢賢治の文学と思想 : 透明な幽霊の複合体-開かれた自己 : 「孤立系」からの開放

書誌事項

宮沢賢治の文学と思想 : 透明な幽霊の複合体-開かれた自己 : 「孤立系」からの開放

秋枝美保著

朝文社, 2006.8

第2版

タイトル別名

宮沢賢治北方への志向

宮沢賢治の文学と思想 : 透明な幽霊の複合体 : 開かれた自己 : 「孤立系」からの解放

宮沢賢治の文学と思想 : 透明な幽霊の複合体開かれた自己 : 孤立系からの解放

タイトル読み

ミヤザワ ケンジ ノ ブンガク ト シソウ : トウメイ ナ ユウレイ ノ フクゴウタイ ヒラカレタ ジコ : コリツケイ カラ ノ カイホウ

大学図書館所蔵 件 / 55

注記

博士論文 (広島大学, 2003年取得) を基にしたもの

「宮沢賢治北方への志向」 (1996年刊) の続編

年表: p[439]-449

内容説明・目次

内容説明

20世紀初頭、仏教はヨーロッパの知に刺激を与え、物理学の発見に影響を及ぼした。賢治は、その情報をキャッチし、未来へ向けて発信した。『春と修羅』はその軌跡を示す。

目次

  • 第1部 心象スケッチ集『春と修羅』における心象の転換(宮沢賢治の精神的出発点—『春と修羅』の文学的系譜;心象スケッチ「雲とはんのき」における「手宮文字」の意味—国家主義的熱狂からの離脱;心象スケッチ「雲とはんのき」における「ダルケ」の影—西洋的仏教受容の意味)
  • 第2部 『春と修羅』「序」の思想(大正時代の仏教思想—「私」、「現象」、「本体」;大正時代の科学思想—「因果交流電燈」、「第四次延長」;日蓮教学、及び日蓮主義と田中智学の動向;一九二二(大正十一)年・一九二三(大正十二)年の賢治の動向—『天業民報』の記事に沿って;「序」の思想)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78888542
  • ISBN
    • 4886951872
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    449p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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