ドイツ工業化における鉄道業
著者
書誌事項
ドイツ工業化における鉄道業
有斐閣, 2006.10
- タイトル別名
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Railroads in the German industrialization : a re-examination of the economic development in 19th century Germany
ドイツ工業化における鉄道業
- タイトル読み
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ドイツ コウギョウカ ニオケル テツドウギョウ
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注記
博士論文「『ドイツ工業化』における鉄道業の社会経済史的研究 : プロイセン鉄道業における技師集団および職員層の成立を中心に」 (大阪大学, 2001年提出) に加筆修正したもの
文献一覧: p329-351
内容説明・目次
内容説明
19世紀ドイツにおける経済統合の進展を実証的に検証し、鉄道業の果たした役割を統合的にとらえる労作。地域経済と国民経済・国民国家とのかかわりを追究し、鉄道業の経済的外部性と人的資本蓄積に光を当て、ドイツ工業化の筋道を問う。
目次
- 序論 ドイツ工業化論と鉄道・再考
- 第1部 経済統合からみた19世紀ドイツ工業化—国民経済の復位はありうるか(1)(工業化期ドイツ地域経済の編成と収束;19世紀ドイツ語圏における市場統合の一局面—金融市場;農村工業の再編と超地域的連関—東部ドイツ火酒工業の発達)
- 第2部 19世紀ドイツ工業化のなかの鉄道—国民経済の復位はありうるか(2)(鉄道による市場統合の再検証—穀物市場の展開;初期鉄道業における統一の試み—プロイセン王国鉄道業の位置づけ)
- 第3部 官僚制と経済組織—鉄道職員の社会経済史(初期プロイセン鉄道業概観—1830年代〜50年代における組織と人員;ドイツにおける鉄道技術者集団の生成—雇用市場と技術教育制度からみた社会集団;官僚制と鉄道業組織(1)—プロイセン鉄道業における労働調達、内部労働市場と「例外的雇用」 ほか)
- 結語 19世紀ドイツ鉄道業の新しい位置づけへ
「BOOKデータベース」 より