パクス・ブリタニカのイギリス外交 : パーマストンと会議外交の時代

書誌事項

パクス・ブリタニカのイギリス外交 : パーマストンと会議外交の時代

君塚直隆著

有斐閣, 2006.11

タイトル別名

British foreign policy in the age of Pax Britannica : Lord Palmerston and conference diplomacy

パクスブリタニカのイギリス外交 : パーマストンと会議外交の時代

タイトル読み

パクス ブリタニカ ノ イギリス ガイコウ : パーマストン ト カイギ ガイコウ ノ ジダイ

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注記

主要参考文献: p289-297

内容説明・目次

内容説明

フランス七月革命後のヨーロッパ国際政治に、会議外交を通じて平和の時代を構築したパーマストン英外相。彼が築き上げた会議外交とは、どのようなものであったのか。それは、どのような背景から生まれ、どのようにして定着していったのか。外交とは何か、平和とは何か。「砲艦外交」として知られる強硬姿勢の半面でパーマストンは、「イギリスには永遠の同盟国もなければ、永遠の敵対国もない」と語りつつ、会議を通じ列強とねばり強く外交交渉を重ねていた。イギリス流自由主義と道徳主義の伝統に裏打ちされた、パーマストン外交の特質を明らかにする。

目次

  • 序章 会議外交の始まりとパーマストンの登場
  • 第1章 会議外交の形成—ベルギー独立問題とロンドン会議
  • 第2章 会議外交の絶頂期—東方問題とパーマストンの勝利
  • 第3章 革命の嵐と会議外交の復活—一八四八年革命とデンマーク問題
  • 第4章 クリミア戦争と会議外交の変容
  • 第5章 会議外交の終焉とパーマストンの死
  • 終章 パーマストン外交とは何だったのか

「BOOKデータベース」 より

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