クルマが鉄道を滅ぼした : ビッグスリーの犯罪
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書誌事項
クルマが鉄道を滅ぼした : ビッグスリーの犯罪
緑風出版, 2006.12
増補版
- タイトル別名
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American ground transport : a proposal for restructuring the automobile, trucks, bus, and rail industries
- タイトル読み
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クルマ ガ テツドウ オ ホロボシタ : ビッグ スリー ノ ハンザイ
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注記
その他の訳者: 安楽知子, 冨田修司, 福冨信義
内容説明・目次
内容説明
鉄道やバスなどの公共交通が衰退した米国のクルマ社会はどのようにして形成されたのか?それはゼネラルモーターズ、フォード、クライスラーの三つの巨大自動車会社—ビックスリーが、競合する鉄道・バス事業への支配力を確保し、鉄道・市街電車・地下鉄・バスを自動車とトラックに強引に置き換え、利益の拡大を図ったためであった。しかも追放されたこれらの交通手段は、経済性・安全性に優れ、エネルギー節約型で、自然環境とも共存できるものであった。本書は、ビックスリーが社会のニーズではなく、いかに企業の目的に沿って社会を破壊してしまうのかを、実証的に明らかにする貴重な報告である。増補版では、米国議会への報告書である本書のよりいっそうの理解のために、ロサンゼルスなどの米国におけるクルマ公害と脱クルマ社会化への取り組みを収録した。
目次
- 第1部 競争の評価(産業の行動形態及び市場成果の決定要因としての市場構造;産業間の行動形態と市場成果の決定要因としての市場構造)
- 第2部 陸上交通における競争:乗用車・トラック・バス・鉄道産業の経済分析(自動車産業内の競争:乗用車;自動車産業内の競争:トラック;自動車とバス・鉄道輸送のあいだの産業間競争)
- 第3部 陸上交通の再編成:ひとつの提案(自動車産業の再編成:自動車およびトラック;バスと鉄道産業の再編成;再編成の機構;実現可能性の考察;実施に向けて)
「BOOKデータベース」 より