法然 : 十五歳の闇
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書誌事項
法然 : 十五歳の闇
(角川文庫, 14405-14406 . 角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ ; 339-340)
角川学芸出版 , 角川書店 (発売), 2006.9
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ホウネン : ジュウゴサイ ノ ヤミ
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注記
「浄土仏教の思想 巻8 法然」(講談社 2000年刊)の改題
参考文献: 下p227-235
法然年譜: 下p240-262
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041815069
内容説明
鎌倉初期、新たな宗教を打ち立てた法然。その出家の契機となったという父の殺害事件。その真相に梅原猛が迫る。法然の生誕地を訪ねて見えてきた養父母と、本当の父母の足跡。そして、當麻寺奥院で出会った、法然の実母殺害の悲しい事実、実父への思い。いままで隠されていた生身の法然が顕然と浮かび上がってきた—。綿密なフィールドワークによって新たな真実を導き出す、梅原猛による初めての法然論。
目次
- 序章 法然上人の御影を読む
- 第1章 「法然伝」に真実を探る
- 第2章 法然の故郷へ
- 第3章 法然少年の闇
- 第4章 母・秦氏のこと
- 第5章 黒谷篭居
- 第6章 叡空との論争
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041815076
内容説明
混迷する鎌倉初期、法然は布教によって人々に安心を与えた。従来の宗教の常識を覆した宗教革命者、法然とは何者なのか。思索を深める梅原猛の視線は、叡山を下りた法然の足跡を追う。そして、その視線は布教を支えた権力者、弟子たちへ—。ゆかりの地を辿るフィールドワーク。そこに浮かび上がる生身の法然。法然が打ち出した浄土思想の新しい解釈の真意が見えてきた。梅原猛による初めての法然論。
目次
- 第7章 『往生要集』の新解釈
- 第8章 山を下りた法然
- 第9章 法然の弟子たち
- 第10章 流罪事件の真相
- 第11章 『選択集』の思想
「BOOKデータベース」 より