モノ・サピエンス : 物質化・単一化していく人類
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書誌事項
モノ・サピエンス : 物質化・単一化していく人類
(光文社新書, 283)
光文社, 2006.12
- タイトル別名
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モノ・サピエンス
モノサピエンス : 物質化単一化していく人類
- タイトル読み
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モノ サピエンス : ブッシツカ タンイツカ シテ イク ジンルイ
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注記
参考文献: p268-270
内容説明・目次
内容説明
臓器売買、代理母…ヒトは「パンツをはいたモノ」になり、やがて「使い捨て」られるのか?人間のモノ化(物質化・単一化)、「モノ・サピエンス化」がはじまったのは、広義にとらえれば人類の誕生とともに、少し限定すれば近代以降と考えられる。本書では、それをポストモダンの時代以降と想定。一九七〇年代から八〇年代にかけて、ポストモダンは世界的に大流行したが、この時代に「モノ・サピエンス化」が本格的にはじまったとする。さらにこの傾向に拍車がかかったのは、なんといっても九〇年代から。本書のテーマは「九〇年代以降の人間の状況」であり、このテーマに、さまざまな現象を通して迫っていく。
目次
- プロローグ ヒトの「使い捨て」時代がはじまった
- 第1章 モノ化するブランド
- 第2章 モノ化するカラダ
- 第3章 モノ化する労働
- 第4章 モノ化する命
- 第5章 モノ化する遺伝子
- 第6章 モノ化する思考
- 第7章 モノ化する社会
- エピローグ 「人間の尊厳」の終焉と新しい時代のはじまり
「BOOKデータベース」 より