書誌事項

モーツァルトとダ・ポンテ : ある出会いの記録

リヒャルト・ブレッチャッハー著 ; 小岡礼子訳 ; 小岡明裕補訳

アルファベータ, 2006.12

タイトル別名

Mozart und Da Ponte : Chronik einer Begegnung

モーツァルトとダポンテ : ある出会いの記録

タイトル読み

モーツァルト ト ダ・ポンテ : アル デアイ ノ キロク

大学図書館所蔵 件 / 58

注記

引用・参考文献: p389-395

内容説明・目次

内容説明

『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』—モーツァルトとダ・ポンテによるこれら三作品は、ヨーロッパ音楽劇の不朽の名作である。啓蒙主義の時代、芸術を理解するひとりの皇帝が現われ、その庇護のもとに二人の異質な芸術家による共同作品が成立した。本書は、この二人の出会いから、さまざまな抵抗と妨害にあいながらも作品が完成し上演されるまでの過程を描くとともに、作品そのものを論じる。さらに、十八世紀ウィーンのイタリア・オペラ界の人物事典も収録。著者はモーツァルトのオペラに造詣が深く、集積された歴史的資料に基づきつつ、自由濶達に論じていく。

目次

  • 第1部 二人の人生と作品(言葉と音;オペラ・ブッファの形式 ほか)
  • 第2部 作品(『フィガロの結婚』;『ドン・ジョヴァンニ』 ほか)
  • 第3部 ウィーンの宮廷劇場に所属したイタリア・オペラの芸術家たち(女性歌手;男性歌手 ほか)
  • 第4部 補遺(一七九一年九月付け、受取人不明の手紙;三作のダ・ポンテ=オペラに関するフランツ・クサーヴァー・ニーメチェクの『モーツァルト伝』からの抜粋 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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