自分の体で実験したい : 命がけの科学者列伝
著者
書誌事項
自分の体で実験したい : 命がけの科学者列伝
紀伊國屋書店, 2007.2
- タイトル別名
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Guinea pig scientists : bold self-experimenters in science and medicine
- タイトル読み
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ジブン ノ カラダ デ ジッケン シタイ : イノチガケ ノ カガクシャ レツデン
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注記
原著 (2005) の全訳
参考文献: p208-215
年表: p216-222
内容説明・目次
内容説明
坂口安吾は「ラムネ氏のこと」という小文で、ふぐ料理の殉教者やきのこ採りの名人のことを讃えている。毒かどうか試した人がいたのだ。本書は、科学と医学の分野で、動物実験などをやった後で、最後に自分を「実験台」とした、過去2、3世紀の世界各地での事例の中から興味深いものを集め、原論文や様々な資料にあたりつつ再現を試みる。多くの人命を救った実験もあれば、ノーベル賞級の実験もある。自らの命をこの実験に捧げることになった実験もある。なぜそうした実験をすることになったか、実験者の心と行動に光を当てることで、大変ユニークな読み物となっている。巻末には、日本の研究も含む、「自分の体を使う実験」の詳細な年表が付されている。
目次
- 第1章 あぶり焼きになった英国紳士たち
- 第2章 袋も骨も筒も飲みこんだ男
- 第3章 笑うガスの悲しい物語
- 第4章 死に至る病に名を残した男
- 第5章 世界中で蚊を退治させた男たち
- 第6章 青い死の光が輝いた夜
- 第7章 危険な空気を吸いつづけた親子
- 第8章 心臓のなかに入りこんだ男
- 第9章 地上最速の男
- 第10章 ひとりきりで洞窟にこもった女
「BOOKデータベース」 より