ケインズとケンブリッジ的世界 : 市場社会観と経済学

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ケインズとケンブリッジ的世界 : 市場社会観と経済学

平井俊顕著

ミネルヴァ書房, 2007.2

タイトル読み

ケインズ ト ケンブリッジテキ セカイ : シジョウ シャカイカン ト ケイザイガク

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注記

参考文献: p337-371

ケインズの活動と世界の情勢: p377-389

註: 各章末

内容説明・目次

内容説明

経済学、社会哲学(=市場社会観)、政策立案、文化活動、哲学的思索等の諸側面でのケインズの多様で華麗なる活動。経済学の一大中心地ケンブリッジでケインズの同僚たちが展開した独自の市場社会観。ケインズも有力なメンバーであったブルームズベリー・グループの個性が織りなす複雑な紋様—これらの多面性からケインズとケンブリッジ的世界の解明に挑む。

目次

  • 第1部 時代状況(イギリスの経済的衰退—グローバル的、マクロ的、ミクロ的危機;第一次大戦前までのイギリス社会—経済の相対的停滞、帝国主義、社会主義とニュー・リベラリズム)
  • 第2部 ケンブリッジの市場社会観(社会主義対資本主義—ピグー;自由主義的干渉主義—ロバートソン ほか)
  • 第3部 ブルームズベリー・グループ(ブルームズベリー・グループ;ヴァネッサとその周辺 ほか)
  • 第4部 ケインズの諸相(ケインズの生涯;『確率論』と「若き日の信条」 ほか)
  • 第5部 市場社会考(市場社会論と経済理論の関係;市場社会システムをめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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