選挙の民俗誌 : 日本的政治風土の基層
著者
書誌事項
選挙の民俗誌 : 日本的政治風土の基層
梟社 , 新泉社 (発売), 2007.4
- タイトル読み
-
センキョ ノ ミンゾクシ : ニホンテキ セイジ フウド ノ キソウ
大学図書館所蔵 件 / 全124件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p275-286
選挙年表: p287-306
内容説明・目次
内容説明
選挙は、四年に一度、待ちに待ったムラ祭りの様相を呈する。たとえば、「カネと中傷が飛び交い、建設業者がフル稼働して票をたたき出すことで知られる甲州選挙」(朝日新聞07・1・29)。その選挙をささえる親分子分慣行、同族や無尽などの民俗組織、義理や贈与の習俗—それらは消えゆく、その地の遺制にすぎないのか。選挙に生命を吹き込み、利用されつつも、主張する、したたかで哀切な「民俗」の側に立って、わが政治風土の基層に光を当てる。
目次
- 第1章 ムラ祭りとしての選挙(神迎え;神の降臨;神祭りのあと)
- 第2章 ムラの選挙装置と民俗(イッケとジルイ;親分子分慣行;無尽と仁義)
- 第3章 ムラの精神風土と金丸信(甲州の政治風土;ムラの政治家)
- 終章 政治風土と民俗のゆくえ
「BOOKデータベース」 より