えんぴつ・筆ペンで詠(うた)う与謝野晶子 : 名歌百選
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えんぴつ・筆ペンで詠(うた)う与謝野晶子 : 名歌百選
双葉社, 2006.9
- タイトル読み
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エンピツ フデペン デ ウタウ ヨサノ アキコ : メイカ ヒャクセン
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内容説明・目次
内容説明
本書は、与謝野晶子の三万とも五万ともいわれる短歌の中から百首を厳選したベスト・セレクションです。書家による鉛筆と筆の見本をなぞれば字の練習にもなります。筆写は脳を活性化するといわれ、声に出して詠めばその効果はいっそう高まります。
目次
- 今宵こそハイネとふたりわがぬると 友いひこしぬ星合の夜に
- 君をして楊貴妃桜咲く蔭に 舞はせてしがな羽衣の曲を
- 浪に入る夕日ながめておばしまに 鬢の毛からむ浜の松風
- わが恋をみちびくほしとゆびざして 君ささやきし浜寺の夕
- 髪五尺ときなば水にやはらかき 少女ごころは秘めて放たじ
- その子二十櫛にながるる黒髪の おごりの春のうつくしきかな
- 清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みなうつくしき
- 経はにがし春のゆふべを奥の院の 二十五菩薩歌うけたまへ
- やは肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君
- ゆあみする泉の底の小百合花 二十の夏をうつくしと見ぬ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より