霊魂の民俗学 : 日本人の霊的世界
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霊魂の民俗学 : 日本人の霊的世界
(MC新書, 015)
洋泉社, 2007.4
- タイトル読み
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レイコン ノ ミンゾクガク : ニホンジン ノ レイテキ セカイ
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注記
日本エディタースクール出版部 1988年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
列島に生活する人々が無意識のうちに持っている「神」と「霊魂」の世界。出産、七五三、初詣、葬式、祭り…、われわれ日本人は無意識のうちに霊的存在とのつながりを示す儀礼を受け入れ、生活している。本書は、日本古来より伝わる生活儀礼に着目し、その儀礼やしきたりの根幹にある日本人の「霊魂観(神観念)」を検証し続けてきた民俗学の泰斗、宮田登の講演記録である。「この世」と「あの世」の存在、また、その二つの世界を行き来するモノの存在を無意識に認める日本人独特の霊魂観とはどのようなものかを解明し、生活儀礼の根底に垣間見える日本人の「生」と「死」について考察する名著。
目次
- 1 日本人の一生
- 2 神・妖怪・祭り(神と妖怪の民俗学;祭りのコスモロジー)
- 3 女・子供・老人(女の霊力;サブカルチャーとしての老人文化)
- 4 現代社会と民俗学(ミクロと世直し;「血」と「スジ」)
- 補論 日本人の霊魂観と仏教
「BOOKデータベース」 より