こんなとき私はどうしてきたか
著者
書誌事項
こんなとき私はどうしてきたか
(シリーズケアをひらく)
医学書院, 2007.5
- タイトル別名
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こんなとき私はどうしてきたか
- タイトル読み
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コンナ トキ ワタクシ ワ ドウシテ キタカ
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内容説明・目次
内容説明
はじめて出会ったとき、暴力をふるわれそうになったとき、退院が近づいてきたとき、著者は患者さんにこんな言葉をかけてきた—本書は、二〇〇五年六月〜〇六年十月まで、兵庫県の有馬病院でおこなわれた「医師・看護師合同研修会」での講義内容をまとめたものである。
目次
- 1 こんなとき私はどう言うか(患者さんと出会ったとき;幻聴を四期に分けて考える;幻聴や妄想を実りあるものにするために;「匙を投げない」ことをどう伝えるか)
- 2 治療的「暴力」抑制論(患者さんを安全に抑える方法;“手負い”にしてはならない;患者さんにはどう見え、どう聞こえているか;ふっと力が抜けるとき)
- 3 病棟運営についていくつかのヒント(どんな環境が人を苛立たせるのか;人的環境としての「部屋割り」;病棟スタッフの和をどう支えるか;改革時の病棟マネジメント—私の経験から)
- 4 「病気の山」を下りる(保護室の内と外;山を下りるということ;回復初期はからだに注目;下山のエネルギーを補給する)
- 5 回復とは、治療とは…(回復期は疲れる;疲れている患者さんに何を言うか;家族の方に知ってほしいこと;「依存」という切り口から;「回復に耐える」ということ)
「BOOKデータベース」 より