書誌事項

権力と暴力

古矢旬, 山田史郎編著

(シリーズ・アメリカ研究の越境, 第2巻)

ミネルヴァ書房, 2007.6

タイトル読み

ケンリョク ト ボウリョク

大学図書館所蔵 件 / 256

注記

参考文献: 各章末

アメリカ暴力関係年表: p295-299

収録内容

  • アメリカニズムと暴力/古矢旬 [著]
  • 国民国家建設と暴力
  • 植民地社会の安定と脅威 : 一八世紀前半のヴァージニア / 滝野哲郎 [著]
  • アメリカ革命期の群衆暴動と社会秩序の変容 / 肥後本芳男 [著]
  • 自由の暴力、秩序の暴力、言葉と暴力 : ウィスキー反乱における共和政観の交錯 / 中野勝郎 [著]
  • ヴィジランティズム・人民主権・国家 / 横山良 [著]
  • 南部の再建と暴力 : サウスカロライナ州における「秩序の回復」 / 落合明子 [著]
  • 産業社会の発展と暴力
  • 移民国家アメリカの「国民」管理の技法と「生--権力」 : 人種主義と優生学 / 貴堂嘉之 [著]
  • アメリカ例外論と反組合主義 / 竹田有 [著]
  • 企業社会の権力 : 戦時労使関係にみる「制度化」 / 河村哲二 [著]
  • 都市社会の秩序と暴力 / 西山隆行 [著]
  • グローバル化社会と暴力
  • 「自由の帝国」に「女」は住めない : 武装権から考える「アメリカのフェミニズム」 / 藤森かよこ [著]
  • 暗喩としての車 : 交通暴力の表象史 / 舌津智之 [著]
  • 戦争とアメリカ外交 / 佐々木卓也 [著]
  • アメリカ史のなかの暴力 / 山田史郎 [著]

内容説明・目次

内容説明

近代以降、アメリカ合衆国ほど憲法や政治体制が長期にわたり安定をみた国家はまれである。しかし、この安定性とはうらはらに、アメリカほど多種多様な暴力的紛争に直面し続けてきた社会もまたまれである。政治権力の安定性と社会的暴力の遍在という矛盾する二つの現象は、アメリカの内部でいかに併存してきたのか。そしてこの二面性は、アメリカと外部の世界とのかかわり方にいかなる影を落としてきたのか。権力と暴力の相克をとおして「アメリカ」に接近を試みる。

目次

  • アメリカニズムと暴力
  • 第1部 国民国家建設と暴力(植民地社会の安定と脅威—一八世紀前半のヴァージニア;アメリカ革命期の群衆暴動と社会秩序の変容;自由の暴力、秩序の暴力、言葉と暴力—ウィスキー反乱における共和政観の交錯;ヴィジランティズム・人民主義・国家;南部の再建と暴力—サウスカロライナ州における「秩序の回復」)
  • 第2部 産業社会の発展と暴力(移民国家アメリカの「国民」管理の技法と「生‐権力」—人種主義と優生学;アメリカ例外論と反組合主義;企業社会の権力—戦時労使関係にみるその「制度化」;都市社会の秩序と暴力)
  • 第3部 グローバル化社会と暴力(「自由の帝国」に「女」は住めない—武装権から考える「アメリカのフェミニズム」;暗喩としての車—交通暴力の表象史;戦争とアメリカ外交)
  • アメリカ史のなかの暴力

「BOOKデータベース」 より

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