書誌事項

満州事変から日中戦争へ

加藤陽子著

(岩波新書, 新赤版 1046 . シリーズ日本近現代史||シリーズ ニホン キンゲンダイシ ; 5)

岩波書店, 2007.6

タイトル別名

日本近現代史

シリーズ日本近現代史

タイトル読み

マンシュウ ジヘン カラ ニッチュウ センソウ エ

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注記

索引: 巻末p1-4

略年表: 巻末p5-7

参考文献: 巻末p8-14

内容説明・目次

内容説明

「満蒙の沃野を頂戴しようではないか」—煽動の背景に何があったのか。満蒙とは元来いかなる地域を指していたのか。一九三一年の鉄道爆破作戦は、やがて政党内閣制の崩壊、国際連盟脱退、二・二六事件などへと連なってゆく。危機の三〇年代の始まりから長期持久戦への移行まで。日中双方の「戦争の論理」を精緻にたどる。

目次

  • 第1章 満州事変の四つの特質(相手の不在;政治と軍人;事変のかたち;膨張する満蒙概念)
  • 第2章 特殊権益をめぐる攻防(列国は承認していたのか;アメリカ外交のめざしたもの;新四国借款団;不戦条約と自衛権)
  • 第3章 突破された三つの前提(二つの体制;張作霖の時代の終わり;国防論の地平)
  • 第4章 国際連盟脱退まで(直接交渉か連盟提訴か;ジュネーブで;焦土外交の裏面)
  • 第5章 日中戦争へ(外交戦;二つの事件;宣戦布告なき戦争)

「BOOKデータベース」 より

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