書誌事項

東京の島

斎藤潤著

(光文社新書, 311)

光文社, 2007.7

タイトル読み

トウキョウ ノ シマ

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内容説明・目次

内容説明

太平洋戦争の激戦地であった島、日本で唯一の砂漠がある島、かけがえのない温泉の島、皇室とゆかりの深い島、極上の酒が眠る島、ホエールウォッチング発祥の島、日本で唯一の熱帯に属する島…。東京の島は伊豆諸島と小笠原諸島からなる。東京から約一〇〇〜二〇〇〇キロ南の太平洋上に大小三〇〇余りの島々が点在し、約三万人が暮らしている。近年、ダイビング、釣りといった海の楽しみだけでなく、日本有数の巨樹の森や高山植物、散策できる噴火口など、豊かな森や山も注目され始めている。「荒波の中にポツンとある島らしい島々」—四季折々、変化に富む表情を持つ東京の島々は、眠れる楽しみの宝庫であった。

目次

  • 硫黄島紀行 理想郷から阿鼻叫喚の地獄へ—。そして、今
  • 第1章 伊豆諸島—黒潮の北の島々(大島—日本で唯一の砂漠は感動的なのに、なぜか薄い影;利島—全島の八割を覆う、耕して天に至る椿の段々畑;新島—新島本村は、天然石を利用した日本最大の石造集落か;式根島—日本的な景観が残る島には、古きよき湯治場の情景が似合う;神津島—はるかなる想像の翼を広げてくれる絶海のハイテク素材)
  • 第2章 伊豆諸島—黒潮の只中の島々(三宅島—オバちゃんたちとの遠足で島の魅力にどっぷり浸る;御蔵島—指物の最高の素材は、なんといっても島桑ですよ;八丈島—不思議な魅力の植物公園と切ない食虫植物;青ヶ島—隣の酒造りは、見ているだけでも楽しく、おいしい)
  • 第3章 小笠原諸島(父島・母島—一大国家プロジェクトだった、熱帯作物の小笠原導入;南島—君知るや、素敵な南海の楽園はその名もずばり南島)
  • 沖ノ鳥島航海記 我が国唯一の熱帯、日本最南端の地に立つ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82521701
  • ISBN
    • 9784334034122
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    262p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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