書誌事項

土器の民族考古学

後藤明編

同成社, 2007.7

タイトル読み

ドキ ノ ミンゾク コウコガク

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注記

内容: 本書の編集にあたって(後藤明), 第1部: 土器製作の技法と身体(「エチオピア西南部における土器職人のテクノ・ライフヒストリー」-「稲作農耕民の覆い型野焼きの基本特徴とバリエーション」), 第2部: 社会的生産物としての土器(「現代台湾における民族表象としての土器」-「東部インドネシア・マレ島における土器製作システム」), 執筆者一覧

文献: 各論文末

世界考古学中間会議のセッション「土器研究の多様な側面を開拓する(Exploring many facets of pottery studies)」(2006年1月於大阪)の成果

収録内容

  • エチオピア西南部における土器職人のテクノ・ライフヒストリー : 人生の軌跡に技術の変化をあとづける試み / 金子守恵 [執筆]
  • フィリピン・ルソン島山地民の土器製作技術の一考察 : 語りえぬものの民族誌に向けて / 大西秀之 [執筆]
  • 民族誌事例から見た土器つくりと弥生土器生産体制 / 長友朋子 [執筆]
  • 稲作農耕民の覆い型野焼きの基本特徴とバリエーション / 小林正史 [執筆]
  • 現代台湾における民族表象としての土器 / 角南聡一郎 [執筆]
  • 消えた土器と残った土器 : ボルネオ島東海岸のサマ人による土器焜炉の利用と背景 / 小野林太郎 [執筆]
  • 土器の喪失? : オセアニアの場合 / 石村智 [執筆]
  • 東部インドネシア・マレ島における土器製作システム : 「海上・土器製作=交易者」システムに埋め込まれた土器製作 / 後藤明 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

時間的にも地域的にも最も偏在的な考古学資料である土器をテーマに、考古学者自らが民族学的フィールドワークを行い、人間行動と物質文化との間に見いだされる規則性を、過去の考古学的現象の解釈に運用しようと試みる。

目次

  • 第1部 土器製作の技法と身体(エチオピア西南部における土器職人のテクノ・ライフヒストリー—人生の軌跡に技術の変化をあとづける試み;フィリピン・ルソン島山地民の土器製作技術の一考察—語りえぬものの民族誌に向けて;民族誌事例から見た土器つくりと弥生土器生産体制;稲作農耕民の覆い型野焼きの基本特徴とバリエーション)
  • 第2部 社会的生産物としての土器(現代台湾における民族表象としての土器;消えた土器と残った土器—ボルネオ島東海岸のサマ人による土器焜炉の利用と背景;土器の喪失?オセアニアの場合;東部インドネシア・マレ島における土器製作システム—“海上・土器製作=交易者”システムに埋め込まれた土器製作)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82676901
  • ISBN
    • 9784886213983
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    141p
  • 大きさ
    27cm
  • 分類
  • 件名
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