江戸人のこころ
著者
書誌事項
江戸人のこころ
(角川選書, 415)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2007.9
- タイトル別名
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手紙で読む江戸
- タイトル読み
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エドジン ノ ココロ
大学図書館所蔵 件 / 全98件
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注記
平成15年11月-平成16年11月『小説宝石』連載の「手紙で読む江戸」と、平成12年11月『月刊現代』掲載の文章をもとに、大幅な加筆修正を行い、編集したもの
内容説明・目次
内容説明
手紙は、他の史料では窺い知ることのできない人々の日常を明らかにし、人々の感情を伝えてくれる貴重な史料。思いやりにあふれた妻への手紙からは夫婦の姿が浮かび上がり、遊女の格調高い恋文からは高い教養と細やかな心配りが伝わってくる。近年発見された天璋院篤姫にかかわる大奥女中の手紙も含め、さまざまな手紙から江戸人のこころを読み解く。
目次
- 第1章 御殿女中の願い事(親のスネをかじる名主の娘;シングルを決意する;玉の輿にのる;大奥女中と大名家奥女中との交際;天樟院篤姫の好物)
- 第2章 遊女たちの恋文(英国人に恋し、振られた、遊女のラブレター;吉原・三浦屋の太夫高尾の名恋文)
- 第3章 江戸の人気作家、滝沢馬琴(校正刷のひどさに怒る;先立つ息子を悲しむ;八犬伝の売れ行きと馬琴の原稿料)
- 第4章 赤穂義士の思いやり(妻を思いやる大石内蔵助;妻を気づかう神崎与五郎;大高源五の母への遺書;武士の母の「けなげ」な言葉)
- 第5章 大名の願い、天皇の思い(愛妻家としての島津義弘;馬鹿息子を諭す毛利輝元;父と子の往復書簡、細川忠興と忠利;ローマ法王に接吻する伊達政宗;後水尾天皇のささやかな願い)
「BOOKデータベース」 より